定例祈祷会の恵み

 祈祷会の学びでは「サムエル記」に入っています。しばらく「歴史書」に分類される書物を読んでいきます。その日の奨励だけでなく1週間のあらすじを振り返ります。改めてはなかなか開かない書物なのでメンバー以外の方々にもこの機会に参加されることをお勧めします。

 -神さまから退けられたサウルは、人気急上昇中のダビデに嫉妬するばかりでなく彼に地位を奪われることを恐れ、何としても彼を撃とうとしますが上手くいきません。周囲の家臣たちに、お前たちは私を疎んじてダビデに心を傾けている、などと情けない不平を漏らし機会と見れば槍を持ち出してダビデを貫こうとする始末。でも神さまが彼を殺させないよう図らわれるので苛立ちは募るばかり。

 前回は有名なアドラムの洞窟の場面でした。思わず読み進みたくなるような面白さに加え、登場人物が私たちの周辺にいる知人友人に重なります。人の本質というものは何千年経ってもほとんど変わらないんだ!とちょっと感動。