穀雨の候

 先週の20日は二十四節気の「穀雨(こくう)」でした。4月中旬までが初候で「葭(あし)が生え始める」、中旬から下旬にかけてが次候で「霜が降りなくなり苗が芽を出す」、末候が5月初旬までで「牡丹の花が咲く」。

 そういえば12日、連合の仕事で伊丹教会に行った時お庭に2輪の花をつけた牡丹の鉢が置いてありました。「座れば牡丹」と言いますが、それは正に純白のレースのドレスを纏った貴婦人がふたり。しばし見とれてしまいました。Sさんにとってはこの牡丹の鉢が、今は亡きお母様を思い起こす縁(よすが)とのこと。素敵な物語を聞かせて頂きました。

 この日はお天気が良く八重桜も満開でプチお花見となりました。連合の総会資料の制作はアナログな手作業で正直楽しくもなく好きでもないのですが、今回は心の中まで爽やかになるような神さまからのお駄賃を頂きました。感謝、感謝。