1月17日

 元旦に能登半島地震が起こってから早くも2週間が過ぎました。

 被災の混乱に加え北陸地方の積雪が支援物資の到着遅延を始め、救援支援活動に深刻な影響を及ぼしている情報を聞く度に心が痛みます。早く早く早く!祈りまでもがつい駆け足になってしまいます。どうか一刻も早く、隅々にまで十分に、支援救援が行き届きますように。一刻も早く日常を取り戻せますように。

 そんな中今週17日、関西は阪神淡路大震災から29回目の記念日を迎えます。能登地方の報道映像を見ながら胸がドキドキすることがあります。体があの時を覚えているのです。東日本大震災を経験された方々はなおさらでしょう。

 29年が経ってあの時の教訓を私は十分に日常に生かしているだろうか…。どこかで大丈夫と慢心しているのではないか…。昨年の震災記念日に聞いた「備え」について改めて思いを至らせています。個人的にはもちろん「教会としての備え」を急がなければ。