祈祷会ではもうすぐエゼキエル書を読み終えます。大小合わせて16の預言書はそれぞれに個性的ですが、エゼキエル書が一番面白い。←単なる私の個人的嗜好ですが。

エゼキエルは、捕囚としてバビロンに連行され彼の地にて神さまから預言者としての召しを受けた人でした。神さまはエゼキエルに、いろいろな象徴的な行為をすることで捕囚民たちにメッセージを伝えるようお命じになります。それらは人の目に「奇異」と映りました。でも捕囚民たちはその意味をエゼキエルに説き明かしてもらい、神さまからの警告を聞き取り、また捕囚の地で希望をも持つことが出来たのです。

「わたしは悪人が死ぬのを喜ばない。むしろ、悪人が立ち帰って生きることを喜ぶ。立ち帰れ、立ち帰れ、お前の悪の道から。イスラエルよ、どうしてお前たちは死んでよいだろうか。」エゼキエル書の有名な聖句です。
罪人を諦めずみ許に招き続けてくださる神さまの声に心が震えます。