【稜線に並ぶ街・冬】

 垂水区から西区に入る直前、谷隔てて向こうに見える「稜線に並ぶ街」は、そこを通過する午前6時から6時半には闇の中にあってほとんど見えません。ただ高層マンションの共用廊下や非常用階段に設置されている常夜灯?(残置灯??)が規則正しく並んで灯っていて周辺がかすかにもわぁっとオレンジやピンクになっているので、そこが街並みであることが分かる程度です。街がまだ眠っているとは考えにくいので灯っているであろう個々の家の灯りは見ないだけなのでしょう。常夜灯の光って意外と強いのです。最近のLEDの小さな街路灯は別にして、冬の夜道を照らす灯りって何となくいいですよね。NHK仕様で表現するなら―犬の遠吠えが聞こえてくるような冷たく寒い夜、ひとり静かに灯っている―。聖書を読むようになってそんな感覚が身についたのだろうと思います。

すべての人を照らすまことの光はこの世に来た。ヨハネ1:9(フランシスコ会訳聖書)