定例祈祷会での聖書研究は、イザヤ書に入りました。イザヤは、南ユダ王国の4人の王の時代に生き、ヨタム、アハズ、ヒゼキヤに仕えた預言者です。神の民が歴史の中で最も辛酸を嘗めた時代そして心からの悔い改めとその証しとしてのモーセ五書が成文化された頃に活躍した人といわれます。

イザヤの応召の言葉には驚きます。「誰を遣わそうか」との主の御声に「わたしがここに居ります。私を遣わしてください。」と言ったというのですから。無鉄砲というか・・・というか。そんなイザヤを神さまは三大預言者の中でもメシアを預言する者とされました。イザヤ書を読んでいると福音書で読んだ言葉がいくつか出て来ますしこれはイエスさまのことを表してるのだろうなと思えるような記述もあちこちに書かれていて興味が尽きません。預言書の凄さに感動!(…って、当たり前?!)

預言書はまた彼ら預言者と何千年もの時空を隔てた現代に生きる日本人の私とを、神の時の流れの中で出会わせ関連づけてくれるような感じを味わわせてくれます。そんな時間の感覚は、私の気を長ーくし大雑把な性格にしてくれるみたいです。