民数記24章から

 今朝も一推しの民数記24章から。

 異教の占い師バラムはモアブ王バラクに招聘されてイスラエルを呪うよう命じられますが、真の神に出会って心変わりしイスラエルを祝福してしまいます。イスラエルが部族ごとに宿営しているのを見渡してバラクが語った託宣はこうでした。

いかに良いことか、ヤコブよあなたの天幕は。イスラエルよ、あなたの住む所は。

 イスラエルは砂漠を彷徨する厳しさに耐え兼ねてはモーセに不平をぶつけ、モーセは神さまの託宣を彼らに伝えてこの烏合の衆を導かなければなりませんでした。そんな彼らも遠望する預言者の目には素晴らしく映ったのでした。

 私たちの教会はどうでしょう。内実は何かと大変…。でも遠望するときっと「良い群れ」に見えると思います。内実と遠望とどちらが真実だと思いますか?私は近視眼的見方には懐疑的です。返って第三者の目の澄んだ者の言葉が的を得ていると思います。キリストを頭と仰ぐ私たちです。何かと大変でも神さまは良い!と言って下さいますよ、きっと!