クリスマス物語に聞く福音 「マッチ売りの少女」
     ルカ 16:19-31
 今年のクリスマス・メッセージは、よく知られた童話や物語に語られるイエス・
キリストの福音を聞いていきます。アンデルセンの「マッチ売りの少女」の童話は
誰でも知っていると思われますが、このお話が好きという人は特に聖書を知らない
人には少ないのではと思います。悲しくて空しいだけ、そんな感じがするからです。
しかし童話作家はこのお話の中にイエスさまの福音を潜ませています。それゆえこ
のお話は希望の物語なのです。「悲しむ人は幸い」に始まるイエスさまの八福の教
えは一見何故!?と思うような逆接ですが「天に在っては」とか「イエスさまを信じ
るなら」と言葉を補うと現状と天上の世界とがつながってその真意が分かる。「マ
ッチ売りの少女」の物語も地上での人生の続きが天上にある、という聖書の約束を
心に留めて読むと小さな女の子は決して不幸だけでお終いではないのです。ラザロ
の物語(いえすさまの例え話)に、そのことがよく現されています。