歳時記・節分

 本来「節分」とは季節の節目である立春、立夏、立秋、立冬の前日の呼び名でした。だから「節分」は本当は年に4回あるのですが時代や生活スタイルの変化の中で省略されていき辛うじて立春の前日の「節分」が残ったみたいです。

 立春が旧暦では1月1日に当るので春の節分が残ったとも。確かに春が近い、そう思うだけでも気分が変わって背筋が伸びる気がします。この節分は「鬼は外福は内」の豆まきとセット。こちらは年々派手になってきているようです。

 私らはクリスチャンやから厄払いなんて関係ないわ…。まぁそう言わず煎った大豆を撒いては腰を屈めて拾うのも運動と思って。心の中のモヤモヤに向かって豆を投げつけスッキリしたところで春を迎えるのもまた一興では。

 ところで今回「節分」を検索しながら「二十四節気」が日付け固定ではないことを知りました。イースターほど派手には移動しないものの節分も移動祝日の仲間なのですね。