信徒大会当日の9月16日。青空が広がり気持ちのよい朝を迎えました。関西地方の諸教会・伝道所から子ども達も含めて120余名が神戸教会に集結、伊川教会からも8名が参加しました。連合会長として初めて迎える信徒大会、緊張でガチガチの牧師を支えたいとの皆さまの“愛”を感じました。

 今年度の主題は「まず、出会おう」。関西地方教会連合の諸教会、伝道所にとって教会間協力や協働は必至。そのために踏んでいくべきファースト・ステップは協力や協働が出来る「関係作り」です。関西連合には24年前、震災支援活動を通して教会の壁を越えた協力を行った経験があります。当時を思い起こしつつ「よその教会に関心を持つこと」から始めてみよう、というのが主題の意図です。

 今大会の講師としてお招きした齊藤弘司先生は、北九州地方連合で過去10年間に起こった複数の教会、伝道所の解散や閉鎖の痛みから立ち上げられた「宣教支援センター」の主事としての働きを担っておられます。
「日頃は大工道具片手に連合内の教会を巡っていますよ」と笑っておられました。教会をつなぐ働きによって、個教会が元気になり宣教の使命に取り組めるように、教会間協力が活発に行われるようになるために、最終的にはその働きを「連合」が担えるようになるために、これらを使命として連合内の諸教会に仕えておられます。役割は、牧師、助言者、伴走者、祈り手、大工…多種多様!それだけ教会は人の生活の、人生のまっ只中にあって生きている、福音宣教を担っている、ということです。 連合内諸教会で起こっているたくさんの事例を聞きました。分科会で話し合いました。自分たちの群れや連合の将来、未来のために教会間協力や協働を深めていこうとしている私たちにとって、励ましとたくさんのヒントを頂いた有意義な信徒大会となりました。