創造主なる神さまが私たちキリスト者をイエスさまに似た者にしようと予め定めておられたことが8章29節に書かれています。

 コロサイ書には、

御子は見えない神の姿でありすべてのものが造られる前に生まれた方です。1:15

とあります。

 この言葉から、イエスさまの姿が神さまのお姿であること、神さまが天地を創造された時イエスさまは既に長子としてそこに居られたのだということ、この2つの事が分かります。更にローマ書によるとキリスト者の中から選ばれた人たちがイエスさまに似た者となってイエスさまを神さまの長子と認めるようになる、という予定を立てておられるとのことです。

 神さまのご経綸について人間が想いを巡らせるのは意味あることとは思えませんが、敢えて言うなら神さまは地球規模のあるご計画を、選ばれたキリスト者を用いて遂行しようとしておられるようです。

 過去の人も未来の人も現代に生きる人も、すべての人がイエスさまを神さまの長子として認めイエスさまに似た姿になり、全員でイエスさまを高らかに賛美するようになる…。イエスさまを心から賛美する世界にはまったき平和の支配が満ち満ちていると思われます。

 この世にあってそのような素敵な場所とはキリストの教会!?もっと大事なのは場所ではなく一人ひとりの心だと思います。悔い砕かれてイエスさまをまっすぐに信じ愛し賛美する人。外観でなくその人の内側に真の平和があることが神さまのご計画を進めていくなくてならない種なのだと思います。心の中の平和の種を今こそ育てていきたいと願います。