今年度最後のルカの福音書からのメッセージは、共観福音書が記すエピソードのひとつ。「ラクダが針の穴を通るより難しい」とイエスさまが仰った有名な場面です。と言いつつ今日は触れませんが、この世にたくさんの富を持っているクリスチャンにとっては悩ましいかも知れないけれど持たざる私は余裕、って思われるでしょうか?ま、お楽しみに。

 主人公は多分若い最高法院の議員。学問に長け社会的地位に恵まれ人々からの尊敬を集め、お金持ち。これで容姿抜群ならパーフェクト!

 それにしてもイエスさまはこのユダヤ人の議員にとても親切です。彼の中に信仰を見出されたかも知れません。彼に合わせて一つずつ答を導いていかれます。この霊のケアによって彼は自分である答を見出すに至るのです。

 この議員は「自分の信仰は正しい」という位置に立っていました。十戒を完全に守っていると自負していました。そこを否定されるのは辛い、ならずとも痛く辛いこと。怒りが湧いて来る。しかし彼(この場合はルカの議員に限ってのことです)は幸いだ、と思うのはその辛さ痛さから逃げ出さなかったこと、仰ることが腹立たしくてもイエスさまとのを関係を切っていまわなかったことです。後日談はありませんが、この議員は結局は欲していた以上の答、天上の真理を垣間見ることが出来たに違いありません。

 私たちもある意味で粘り強くてありたいし、気長で改めてですね。