[John-3:16]というグループ
牧師であり、ゴスペル、ワーシップのシンガーソングライターであった小坂忠氏の訃報に接したのはこの5月でした。(4月9日召天。享年73歳。)今も思い出すのは神戸教会を会場に行われた[John-3:16]のコンサートです。
通路まで埋め尽くすほどの盛況で会場は熱気に満ち満ちていました。私もまだ若くあの独特の歌声に魅了されてその後は録音テープがすり切れるほど聞いた記憶があります。
あの頃はキリスト教の伝道活動も主に祝されて盛んでどの教会でも土日を通して特伝を3回打つのが普通といった時期でした。[John-3:16]の音楽活動も時満ちて祝され、大いに用いられたことでしょう。
神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。
彼らがグループに冠したこのヨハネ3章16節こそ、キリスト者がいつの時代もどんな状況をも乗り越えて行くための希望。キリスト教界に逆風が吹き荒ぶ今、改めてそう思います。