【歴代誌読了】
 今週で歴代誌下を読み終えます。似たような人の名前が南北の王朝それぞれに現れては、良い政治を行ったり逆に異教の神を拝んだり…。神の民が紡ぐ歴史は血生臭く罪と汚れがいっぱい詰まっています。しかし嗤うわけにも嫌うわけにもいきません。何故ならそれがそのまま自分史に当てはまるのですから。そうか!だから賢い王さまが登場して神さまから大きな祝福を頂くと嬉しいし、駄目な王さまが出てくると小言を言いたくなるんだ。歴代誌の筆者はレビ人で詠唱者(聖歌隊)で重要な位置にあった人物と言われます。読んでいて納得できますよね。南の王様贔屓が極端で笑えます。イスラエルの歴史を淡々と伝える列王記がなければ神の民の歩みを誤って解釈してしまいそうです。さて今週からエズラ記に入ります。エルサレム神殿再建の事業は信仰の立て直しの出来事でした。エズラ記にも私自身を描き込みながら静聴の時を続けていきましょう。