まだイエスさまとは無関係に生きていた頃のお話です。子ども達は長女が幼稚園の年少さん、次女が1歳だったと記憶します。今日はクリスマスというので私は張り切って朝から家中を掃除し、午後からはクリスマスの食事作りに熱中しました。飾りつけも出来、全部を見渡して「よし!」と思った瞬間、私何やってんだろう…クリスチャンでもないのに…。高揚していた気分が急転直下、空しさがむくむくと湧き上がって来たのです。でもボーッとしている暇はなく子どもたちがキャッキャッと騒ぎ出し気分は戻りましたが、この時に感じた醒めて白々した心の感触はいつまでも残りました。その後舅姑が相次いで病のために重度の障害者となり、私はクリスチャンになりました。うちは埃でホワイトクリスマス!などと、誰に習ったかそんなヤなことを言う次女に今なお一言も返せないながらもクリスマスは最も心から嬉しいと思える日となり今に至っています。あの時のあの感触は神さまから私へのお駄賃だった。今もそう思っています。感謝しつつ。