【歴代誌を読む】
一日一章は歴代誌上に入っています。9章まで、ひたすら南ユダ王国に至る系図で読むのに疲れます…。(音読は滑舌のトレーニングになりますヨ)でも隠されている宝物のようなメッセージがちりばめられているので飛ばさずに読みましょう、ね。
9月20日は第6章、「レビの一族」の記事でした。12部族の内レビの子ら(子孫)は神殿奉仕専従者の家系でした。その具体的な働きの最初に挙げられているのが「詠唱者」、聖歌隊なのです。幕屋の時代からイスラエルは詠うこと、神さまを賛美することを祭儀の中心に据えていたのです。
現在でも年度当初の任職式で聖歌隊の任職を行う教会がありますが、その名残りなのでしょうね。詠唱とは詩編にメロディをつけて歌うことを言います。東方教会では詠唱(連祷)が礼拝の中心です。香呂から立ち上る煙の中で祭司と会衆が聖書の言葉を単調な節で歌い交わします。信仰を「体感する」礼拝が守られています。