2019年度のイースターは4月21日で教会の年度の区切りでは次年度になります。
例年、棕櫚の主日から始まる受難週の朝に早天祈祷会を行ってきました。しかし出席者がなく、また牧師は受難週でなくても教会に出勤した朝は祈祷をしていますので設定自体が意味のないものとなっています。
しかし十字架なしの復活はあり得ず、十字架の黙想なしのイースターの喜びもあり得ません。そこで今回は受難節を意識しつつイースターまでの日々を過ごしたいと思います。受難節は四旬節(40)とも呼ばれるように、イースターの46日前の水曜日からイースターの前日までの期間をいいます。6回の日曜日を除いて40日を数えるのは、日曜が主の日(主のご復活を記念し祝う)だからです。
降誕節が主のお誕生を迎えるために一年を振り返り身を慎んで過ごすように、受難節は主のお苦しみに少しでも与りたいと願いつつ節制の日々を送るようにと言われます。いつもに増して祈り悔い改め感謝しつつ過ごしたいと思います。