マリアの不安、エリサベトの祝福
「日めくりAdvent Calendar」今朝は12月17日ルカ1章39から45節。「マリア、エリザベトを訪ねる」の場面です。柔らかな暖色を背景に、微笑みを交わし合う親娘のような2人の女性が描かれていて見る者の頬も自然に緩みます。
1人の少女と老女の出会いがありました。1人は不安のただ中にあり、もう1人は既に不安から解放されていました。突然赤ちゃんを身籠ることになってしまった少女マリアの不安を、聖霊に満たされた人生経験豊富のエリザベト、そしてお腹の赤ちゃんまでもが祝福で包んだのです。不安のままにしておかれない神の粋なお計らいでした。
日基教団深沢教会牧師、斎藤篤先生が今朝のメッセンジャーです。気の置けない友人が居てくれる。信仰でつながっている人々の中でもそんな関係が築ける友人は多くはありません。遠く離れていても長い間会っていなくても心配がない。声を聞くとたちまち時空を超えて懐かしい風景の中へと持ち運ばれてそれで大抵のことは解決してしまう。神さまの粋なお計らいとはこういうことなのでしょうね。(や)