「人と防災未来センター」見学
隙間時間に神戸市中央区にある「人と防災未来センター」を覗いて来ました。
東西の建物が連絡通路で結ばれていて先ずは西館4階のシアターにて「阪神淡路大震災」発災時の再現映像(7分間)を鑑賞。降りつつ「大震災の記憶と防災、減災」の展示ゾーンを見て回りました。
移って東館は将来に亘って日本中で起こり得る自然災害のメカニズムの解明と防災に関するサイエンスゾーンとなっていて想像以上の大規模な施設に驚きました。震災後に生まれた人たちは、意識的に災害を追体験し、防災や減災について学び、非難訓練なども体験しています。これによって災害が起った時に「先ず私は何をする?」と即座に判断、行動を起こすことが出来るようです。
彼らに比べて震災を経験した私たちは災害が起れば恐怖を感じて体が固まってしまいそうで「危険だな」と感じました。多くの犠牲を無駄にしないためにも「経験者こそ追体験と学習と訓練が必要だ」と痛感したことでした。