通勤路に、ハナミズキの木が10本ばかり並んで植えられています。春に、爽やかな黄緑の芽が出て葉が茂っていき、5月には縁が薄いピンクの白い花が空に向かって開きます。可憐な姿は、空からの光を白い儚げな器に受け取ろうとしているようにも見えます。

一青窈さんの「ハナミズキ」。
♪薄紅色の可愛い君のね、果てない夢がちゃんと終わりますように。君と好きな人が百年続きますように♪
5月、短い並木の横を走り抜けながらこの印象的な歌詞が自然に口を突いて出て来ます。この詩には9/11同時多発テロに関係する深い意味が籠められていると言われます。確かに…。

そのハナミズキの木が、目下紅葉しているのですよ!暗い深紅…の上質のベルベットを葉っぱの形に丁寧に切り抜いて立木全体に隙間なく貼り付けたみたい…。創造主の作品を言葉で表すのはとても難しいですが、とにかく美しい(嘆)、つい見とれてしまいます。・・・と、運転中でした (^^ゞ