信仰の継承

 6月22日、教育委員会主催の研修会がオンラインで行われました。主題は「なぜ現代の若者に福音が届きにくいのか。各家庭での信仰の継承が困難なのか。」発題者のT委員長は丁寧なPPTの資料を共有しながら熱を込めて語って下さいました。

 年長者はつい自分の世代の思い込みで持論を押し付けようとする。それでは若者と対話できない。彼らの「心の有り様」を年長者が理解するところから始めなければ。若者は安心して過ごせる居場所を求めている。教会が彼らの居場所になるためにまず私たちがどう変わればいいか、忌憚なく語り合いたい。ウンウン。頷きながらも変わるってそう簡単じゃないけど…とも思いました。若者はそれを望んでるのかな?とも。

 それよりも私自身が本気で教会生活を楽しんでいればいいんじゃないかなとチラッと思いました。「お母さんが教会から帰って来るといつも楽しそうなんで、教会に何があるのかなぁと思って来てみました」と、当時高校生のHちゃん。バプテスマクラスでの発言でした。彼女のお母さんは意図ぜず彼女を「無言の背中」で信仰に導いたのです。ここに大きなヒントがあるのでは。