“立ち返って生きよ”
祈祷会でエゼキエル書を学んでいます。私にとっては忘れ難いテキストです。記事を書いていた当時は夢でうなされるほど悩まされましたがその経験があればこそ、あなたの御言葉は、わたしの道の光/わたしの歩みを照らす灯。と心から告白することが出来ます。その意味で毎週み言葉と格闘しなければならない立場に置かれていることは怠け者の私にとって感謝なことです。
エゼキエル書に通底している神さまの御心とは、私は誰の死をも喜ばない。お前たちは立ち返って生きよ。ということでした。預言者を通して厳しい裁きの宣告をされる神さまはしかし、イスラエルの隅々にまで常に視線を注ぎ悔い改めて神さまに立ち返ろうとする者を引き上げられました。
その慈しみは今に至ってなお変わることなく、その視線は今度は私たちに注がれています。この方に全幅の信頼を置いて新しい年を歩みたい。そんな思いが興されるエゼキエル書です。