主のご復活を前に私を襲った恐怖の復活

 私事で恐縮です。加齢のお陰ですっかり涸れた、治ったと思っていた「花粉症」が、な、なんと復活してしまいました。

 私の花粉症の歴史は十代に遡ります。まだ「花粉症」などという病名はなくアレルギー性鼻炎と診断されていました。およそ40年間は悲惨な「春」。くしゃみ連続10回×数10回/日、鼻水が止まらずフェイスタオルを持ち歩き、喉の内側面がひび割れた感じで呑み込む度に激痛、目の痒み、涙目、頭痛、部熱、頭半分朦朧…。家族に言わせれば「使いモノにならない」主婦。しかし50歳半ばを過ぎた頃から地獄の責め苦が改善し始め伊川教会に着任する頃にはもうほとんど完治して、仕事や生活に影響することはなくなっていました。長年の苦労が報われた思いで春を満喫できるようになっていたのです!

 それなのに先々週の金曜日、突然の鼻水を皮切りにアノ感覚が蘇ってきたのです。以前と違って今のところ喉の痛みや激しいくしゃみはありません。代わりに、すごい倦怠感と眠気と微熱、時々悪寒、咳。まぁ受難節ですから主のお苦しみを味わいなさいということなのでしょう。皆さんにはご迷惑をおかけします。しばらくご辛抱の程。