【早朝の満月】
先週の月曜日は満月でした。冴え渡る寒空に懸る金色の月。それだけで十分に世界を照らし得るのではと思うほどに明るく濃紺の夜空を背景にそれはそれは綺麗。厚着をしてもう一度外に出ようかと思うほどの夜でした。その満月が翌朝早い時間にまだ西の空に残っていたのです。今までにも朝の月を眺めながら通勤したことは幾度かありますが、この朝の月は真西の空にあって前夜と同じほどに明るくくっきりと浮んでいて一瞬夜かと勘違いするほど。
今時分はまだ夜明けが遅くてあたりが暗かったこともあったでしょうがビックリしました。信号で停まると赤い○の横に一回り大きい黄色の○が浮んでいて月がまるで遊んでるみたい、おどけてるみたい。私はほぼ西に向かって行くのでこの日は長い時間朝のお月見を楽しむことが出来ました。大自然の営みを通して神さまからのすてきなお駄賃を頂いた朝でした。