【聖書は面白い!】
 私は褒められるのが苦手ですが褒められて心から嬉しいこともあります。「説教がよく分かった」「聖書が面白い」「これは私の物語だ」そんな感想を耳にした時です。最重要ミッションである「説教」への応答や反応はそれが厳しい批評であっても喜びであり感謝でもあります。
 先日ある人から「エゼキエル書がよく分かる」と言われました。(おぉっ!)別の人からも「列王記が面白い」という言葉が。(やった!)このような神さまからのお駄賃を心にせっせと貯め込んでは働きの原動力にしています。
 聖書の言葉は読む人が「私の物語」としてその人の内に落とし込んで初めて力を発揮しその人を輝かせます。説教者の仕事はその書物の周辺を出来るだけ克明に説明して読む個々人が物語を自分に引き寄せ易くすることだ、私はそう心得ています。でも…最近ちょっといわゆる「お説教臭い」説教になってきてるかな…。(テキストによりけりです、多分)