♪お祭り済んだ原っぱに、風と私と秋が居る♪

夏が終わって秋が始まる頃の、独特の寂寥感が私は嫌いではありません。子どもの頃秋は運動会が終わると同時にやって来ました。汗をかきながら頑張った楽しい一日が暮れるころ吹き始める少し冷たい秋の風。疲れたような運動場に塵が舞って、お祭り騒ぎのあとの寂しさ、秋が深まる気配がありました。でも最近は夏の後に冬が来て、冬の後に夏が来ます。昨日まで冷房していた部屋に今日から暖房を入れないと、みたいな暴力的な気候に心がぞわぞわ。この先どうなっていくのでしょう。でも今年はちゃんと秋が来ました。神さまの豊かな祝福の内にチャペル・コンサートと特別礼拝を無事終えることができた日曜の夕方、あの寂寥感に暫し浸った私でした。

♪誰かが忘れた風車、拾うとカラカラ回り出す♪