ヨブ記を読み終えて

 7日の祈祷会にて終章42章をもってヨブ記を読み終えました。今回はいつもの「祈りのきずな」の朗読に加え、2018年に鮫島が書いた「世の光/家庭礼拝への招き」も読ませて頂きました。出席の皆さんには「時代背景を勘案しながら旧約聖書(ヨブ記)読む」ことの意義と面白さを少しでも味わって頂けたなら幸いです。

 ヨブ記は難しくて読みこなすのに苦労する、というのが一般的な感想だし実際その通りでしょう。今回はそこから少し自分自身を引いてみたいと思いました。何しろヨブが相対するのは神さまなのです。つい神さまを引き寄せて理解しようとしがちですが、そうでなく遠ーい神さまを満月を見上げる感覚で遠いまま眺める。すると返って38節以降が鮮やかに迫って来る気がするのです。ヨブの悔い改めの言葉(42:2-6)が私自身の悔い改めの言葉と重なり感謝と感動が込み上がってくるのです。何より大~きな気持ちになります💛