小 寒

 先週はすごく寒い日が続きました。近畿地方でも温暖な瀬戸内ですが、陽射しは明るいのに身を切るような冷たさに、もう冬眠しかないな…。

 でも寒さは清さ、聖さ、潔さ…につながるから不思議。低温だと雑菌その他も活動を休止するから?でもそれでは昨今の「感染症の爆発的流行」の説明がつきません。まだまだ油断はできません。皆さん!お大事に。

 小寒は、二十四節気の一つで寒さが厳しくなってくる時期という意味があります。また「寒の入り」と言って小寒から立春の前日までを寒の内と呼びます。小寒の時期は風習やイベントが多く、春の七草を用いた七草粥を食べたり成人式があったりと昔から続く伝統的な行事を体感するのもこの時期。

 今年の小寒は1月5日。大寒の前日までの1月19日までを小寒とすることもあります。いずれにしても一層寒い大寒が控えているワケで…。しかし実は寒さは嫌いではないと言う人も✋身が引き締まる心地よさ、忍耐力がつく、清らかである…。年々亜熱帯化する気候への不安も含め、寒さを大切に味わいたいですね。