昨日関西は遅い梅雨明けを迎えました。暑さに加えコロナウイルス感染拡大が止まらないこと、大規模な自然災害がすでに起きていること…など心身の疲労が度重なるばかりです。可能な限りの自己防衛策を講じつつ健康を保ってこの夏を乗り切りましょう。
8月は平和月間です。今週の6日(木)は「広島の原爆記念日」。沖縄の辺野古埋め立てのことも心に留めながら平和を実現する者として語り祈り行動していきたいと思っています。

 8月は3回に亘り「エフェソの信徒への手紙」から平和のメッセージを聞いて参ります。「実に、キリストはわたしたちの平和であります。」(2:14)冒頭のこの言葉の力強さに圧倒されます。心から共感します。平和への思いがあふれ祈りが湧いてきます。これはパウロの信仰告白なのでしょう。ユダヤ教徒としてキリスト者を迫害していた日々、真っ暗闇の中でご復活の主に捉えられた日、迫害者から伝道者への180度の転換を味わった日、異邦人伝道への召命を覚えた時、そして伝道旅行の一コマ一コマ…。思い出す度にパウロは、あぁ主は我が平和!と感動しつつ告白せずにはいられなかったのだと思います。8月、このパウロの平和のみ言葉を折々に口に出してみませんか。み言葉を口に出すことでより深く味わうことが出来ます。み言葉を口が語るのを耳で聞くことで新しい気づきがあるかも知れません。み言葉を繰り返すことで忘れなくなります。み言葉が私自身の言葉になっていくのでしょうね。「主は我が平和。」アァメン!