伝道の書3章1-11節(口語訳聖書)
天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある
生まるるに時があり、死ぬるに時があり、植えるに時があり、植えたものを抜くに時があり、
殺すに時があり、いやすに時があり、こわすにときがあり、建てるに時があり、
泣くに時があり、笑うに時があり。悲しむに時があり、踊るに時があり、
石を投げるに時があり、石を集めるに時があり、抱くに時があり、抱くことをやめるに時があり、
捜すに時があり、失うに時があり保つに時があり、捨てるに時があり、
裂くにときがあり、縫うに時があり、黙るに時があり、語るに時があり、
愛するに時があり、憎むに時があり、戦うに時があり、和らぐに時がある。
働く者はその弄することにより、なんの益を得るかわたしは神が人の子らに与えて、ほねおらせられる仕事を見た、
神のなされることは皆その時にかなって美しい。神はまた人の心に永遠を思う思いを授けられた。それでもなお、人は神のなされるわざを初めから終わりまで見きわめることはできない。
新共同訳聖書では「伝道の書」は「コへレトの言葉」となっています。
通常「コヘレト」とは、「集まっている者」あるいは「伝道者、 説教者」という意味の言葉です。コへレト1:1-2に固有名詞としてコへレトの文字が登場します。時代を超えた人生そのものに対する問いかけ、生きるとは何かを考えさせてくれるみ言葉です。