せっきょう・まえせつ2018.4.22

2018-04-24
「神の御心を行う人こそ」
                          マルコ3章31-35節     
 イエスさまがお話をしておられました。廻りには大勢の人々が座ってそのお話
に耳を傾けていました。そこへイエスさまの身内(お母さんのマリアとヤコブを
筆頭に弟たち、妹たち)がやってきてイエスさまを呼び出そうとします。「あの
子をここへ読んで来て。」その声を聞きとがめられたのでしょう、イエスさまは
お話をやめて大きな声で言われます。「わたしの母、わたしの兄弟とは誰か。」
誰って…。ちょっと冷たい言葉ですね。イエスさまはそれからご自分の廻りに座
っている大勢の人々に優しい目をして言われます。「ここにわたしの母、わたし
の兄弟がいる。」これでは身内の人たちは立つ瀬がありません。イエスさまはご
自分の家族がお嫌いなのでしょうか。そうではなく、むしろイエスさまは家族を
誰よりも愛しておられたのです。でもイエスさまには天のお父様(神さま)との
関係、神の家族がありました。その繋がりは人間の家族の関係とは全く異なる、
完全な愛と信頼に満ちたものでした。イエスさまはご自分の大事な家族を、不完
全な人間の家族関係から解放して神の家族に招きいれようとしておられたのです。
キリスト教会は「神の家族」だと、よく言われます。でもそれは往々にして人間
の家族関係を複写したもので、イエスさまの言われる「神の家族」とは異質です。
家族同士がもたれ合い、愛し過ぎ憎み過ぎる傾向にある人間の家族関係から教会
の信徒たちを解き放つために、イエスさまは神の家族をお示しになったのです。
しれは「神のみ心を行う」人々の群れでした。あなたは「神の御心を行う」とは
どういうことか、具体的にイメージできますか?
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